本戦一回戦・観戦記
バッツvs原素子

まずは開始2分に素子の画像支援が投下される。数はわずかながら「刺され隊」も駆けつけ、序盤は素子リードでスタート。
この後、早朝の間はほとんど投票なし。が、その沈黙を破って投票されたのは「バッツタン」の領収書。
これがジワジワ効いて正午前にバッツが逆転。
以降はバッツが頭一つ抜け出すが、素子もいつでもバッツを刺せるようにピタリと追走。
ジワジワとバッツ優勢になりつつあった19時前にバッツ陣営がフラッシュを初めとする支援を投下し、
勝負を決めにかかる。これが功を奏して素子を突き放す。
こうなると素子の頼みの綱は、固定票の中心「刺され隊」。が、終わりの段階でも刺され隊は皆無。
たまりかねた素子陣営は22時15分前後に怒涛のAAラッシュで反撃を計るが、時すでに遅く、バッツの勢いは増す一方。
終わってみればちょうどダブルスコアでバッツが圧勝した。

ポイント
素子:新アニメ最萌準優勝という肩書きだが、本業は刺されるエピソードもあるゲーム。
ということでアニメ、ゲーム双方のファンの投票が期待されたが、準優勝の原動力となった「刺され隊」は
最後まで不発に終わり、不本意な結果となってしまった。
バッツ:踊り子、すっぴんが後に控えている状況で、まず本体が初戦突破。途中までは接戦だったが、
終盤は「刺され隊」のお株を奪うラストスパートでダブルスコアを記録。
支援の内容においても、フラッシュや領収書という個性的な支援でツボを抑え、浮動票を掻っ攫っていった。

まとめ
知名度に勝るバッツが、さらに浮動票も獲得し、磐石の勝利となった。
素子は支援が少なかったのが致命的。知名度に劣る者は、その差を埋める支援で浮動票を獲得しなければ、かなり厳しいだろう。
一昨日、昨日とジャンルを越えた戦いが繰り広げられたが、今日は「ゲーム」という
媒体で繋がる候補の激突である。
原素子は「ガンパレードマーチ」というゲームより登場。秀逸なその内容が評価され、
そこから小説やアニメといったメディアにも進出、トーナメント優勝者最萌トーナメント
には、秋期&春期アニメ新番組最萌トーナメントからの出場となる。お姉さん的魅力
溢れる彼女、この戦いを如何にして乗り越えていくだろうか。
対するはもはや知らない人はいないだろう、「ファイナル・ファンタジー」シリーズの
5作目より、バッツの登場である。多彩なジョブを持ち、そのジョブ達も本戦へ勝ち
上がってくるなど見事な快進撃を続けている。予選での投票数ではバッツの方が倍近く
集めているが、その人気を今回も見せることができるだろうか。

2ちゃんねるで実施されている大手プロバイダの書き込み制限が懸念される状況の中
試合開始、しかしその影響は深刻のようで逆チキンレースも参加者少なめ、更に深夜帯の
投票数は全部で18票、支援物資も08-284の原素子支援画像数枚の1レスのみ。
ただ投票を見ると支援待ちしている書き込みも見られるので、後半戦が鍵になりそうな気配だ。
朝になり、◆BUtzLV1Lm氏が08-304で落とした画像は「バッツタン」名で書かれた
普通なら証拠隠滅してしまうだろう某牛丼屋の領収書だった。自爆系の支援物資にワロタ
と投票する人も現れ、これを起点としてバッツ票に票が集まり始めたのだから、
◆BUtzLV1Lm氏も浮かばれるというものだろう(笑)
ここまで票の伸びで劣っていたバッツだったが、昼前に原素子に逆転、更に突き放してゆく。
バッツの支援も勢いは止まらず、台詞屋 ◆kNkAB9DQ7c氏のAA支援、◆BUtzLV1Lm氏
のサイト支援、FLASH支援に自作画像、バッツネタコピペ改変などで一気に投票スレ
の空気をバッツ色に染め上げていく。原素子側も果敢に先輩と呼ばれる以前の画像や
AAを纏めて投下するが、時すでに遅く、バッツへの投票は止まらない。
対する原素子側の最終兵器「刺され隊」の動きだが、爆発力に欠けた状態のまま試合終了
となってしまった。

ポイント
バッツ:知名度もあり、それを支援が後押しするという安定した試合運びで2回戦へと
進んだ。流動票をも上手く掬い上げた形になったバッツだが、今後はすっぴんや踊り子
などの各ジョブも勝負を控えており、効果のありそうな支援も他の候補より消費が激しく
なる。バッツ自身がここで勝ち上がった意義は大きいが、更に厳しい戦いを強いられる事
は必然。どうか頑張って貰いたい。
原素子:気が付けば、ダブルスコアが付いてしまう原素子ファンの人にとって残念な結果
になってしまったが、彼女の支持基盤となるスレが沈黙していたようなので、このトーナ
メント自体知らない人も多かった可能性がある。だがそれでも「刺され隊」の票は少ない
ながらも確実にあった。支援でもバッツに後れを取ってしまったが、それでも彼女の魅力
は伝わったのではないだろうか。

今回、バッツ選対では21:00頃を目標として一斉に支援物資を投下する方法を取った
ようだ。個々で応援するのも良いが、投票スレの空気を支配する手法の1つとして優れて
いると筆者は思う。
すっぴんVS名古屋城

Dブロック最初の組み合わせは、すっぴんと名古屋城。
すっぴんはバッツたん最萌えジョブトーナメントの優勝者で、予選でも72票を
集めて倉田佐祐理と2位タイで突破を果たした。すでに1回戦突破を果たしている
バッツに続きたい所だが、相手となる名古屋城も、予選同組で日本の城定番決定戦優勝の
会津若松城が予選落ちしてしまっている(同時に名古屋城はリベンジ達成しているが)
だけに、背水の陣を引かざるをえない。果たして「名城」の意地を見せられるか。


試合開始2分後、支援の先制パンチは名古屋城側からだった。
10-217で志保車氏からの自作画像、ロボット化(?)した名古屋城が日輪をバックに
ポーズを取っているもので、最初から何故かギャグ路線っぽい。10-227では連日支援者
の代表その1、鶏 ◆TikinEFdr. 氏からの名古屋のちょっと(いや、かなり)変わった
喫茶店、マウンテンのやたらボリュームのあるかき氷やダダ甘そうないちごスパゲティ
などのメニュー画像やレポート紹介。10-240でも◆vOagNJ7CRI氏からは名鉄セブン館
でそそり立つ身長6〜7mのマネキン、ナナちゃんの紹介、とただならぬ名古屋の一面
を垣間見せてくれる(笑)。
また、お馴染みの名古屋はええで!やっとかめFLASHや、ショボーンが可愛く踊る
えびふりゃーどえりゃースキFLASHで名古屋の魅力をアピール。このFLASHに
よろめいた人もかなりいたようだ。
10-242では連日支援者その2、こくりこ氏がバッツ繋がりでファイナルファンタジー
シリーズから画像を数点投下。ネタ系も混ぜている辺りがこくりこ氏らしい。
深夜帯の応援合戦は名古屋城の方が盛り上がっていたが、投票もそれに反映された形で
名古屋城側が有利。10-273ではロボ城2枚目を投下した志保車氏からの、名古屋地下街
の体験談を元にして作った(らしい)支援SS「中級ダンジョン」が登場。
なかなか良い出来だ。
対するすっぴんからは、10-321にマジでヤバイ改変で笑いを取った後、
21時45分合わせでFF・DQ板からの応援らしき連続投票が届き、その中に混じって
グランバニア車 ◆DQ5/ZUO1O. 氏が、どう考えても普通は思い付かないバッツ1人きり
でFF5をクリアするための方法を記したサイトや洗顔すっぴん(それは何か違います!)
自作絵を投下。
また紅茶菜月 ◆5xcwYYpqtk 氏は暦のダイエット話を使っての名古屋支援自作SS
「おいしいもの」を投下して反撃するものの、すっぴんのラストの伸びには勝てず、
下の結果でこの試合は決着した。 
ポイント
・すっぴん:今トーナメントではFF、DQキャラの勢いが光っているが、バッツの
ジョブであるすっぴんもその勢いの恩恵を得られたようだ。ゲーム自体の知名度の
高さ故にジョブについても応援する人も多かった点もあるだろう。また、先日のバッツ、
並びにFF、DQキャラの情熱的な支援からの期待票もあったと思われる。
ただ、2回戦の組み合わせを見るとBブロック2回戦から4連続FF、DQキャラが
登場するため、応援する側にとって非常に大変な戦いとなる事が容易に想像できる。
踊り子の1回戦も控えているが、応援キャラ登場までゆっくり休息を取っておいて
貰いたいと思う。
・名古屋城:今回の支援は名古屋「城」に囚われず、名古屋の魅力を全面に出して勝負
した形になった。浮動票も支援でかなり得られたものの、10票の差がすべてを分けて
しまった。
名古屋城を含めた名古屋のツボは支援で押し出されたようなので、琴線に触れた方は
名古屋に足を運ばれてみてはどうか、などと思う。
(ちなみに、FLASHで出てきた「やっとかめ」は「久しぶり」という意味だそうだ)
名古屋はええで。いっぺんいりゃあせ!(来て下さい)
まとめ
異次元対決だった今回、応援基盤がしっかりと存在しない候補は苦戦を強いられて
しまう傾向があったが、今回は支援者が集まって名古屋城を押し上げた感じだ。
それ故すっぴんを苦戦させる結果となったが、次戦の大道寺知世vs本村由紀子の
どちらが勝ち上がってもすっぴんは今回より苦しい展開になると分析する。
だが、特定の色に染まらないすっぴん故の強さもあるはず。是非頑張って欲しい。

踊り子VSDJ SIMON

今回は同じゲーム関係でありながら
かたや有名音ゲー、beatmania等のコンポーザーのひとり、
かたや有名RPG FF5の主人公バッツの職種の一つという、実質的な異次元対決となった。
定評のあるDJ SIMON氏が音楽で投票者を魅了するか、
踊り子号と勘違いされ、予選を大穴で通過した踊り子が真の実力?を見せるのか、が注目される。

序盤から音ゲープレイヤーの支持を受け、いきなり独走態勢に入った<<DJ SIMON>>。
DJ SIMON支援 ◆779b4UMz4I氏やCM10-888のKONAMIのページ及びなりきりスレ紹介、
◆k5zNo.69J氏がSIMON氏の代表作SOFT LANDING ON THE BODYの略称にかこつけたソフランCMうp等
で勢いを加速させる。
<<踊り子>>側も10-854でズレた踊り子支援(Yahooで踊り子を検索汁! 18歳未満厳禁)、
10-867や10-892で以前の試合で使われた踊り子画像等を紹介して対抗するが、午前は票に結び付かず。

午後はFF・DQ板支持層である学生の帰宅のせいか、徐々に<<踊り子>>側に動きが。
18:00ごろ、こくりこ氏が踊り子支援として「キタキタおやじ」などの画像を投下、笑いを取る。
10-931には踊り子号の写真が、10-944には踊るバッツAAが登場。
21:00、試合は佳境に入る。
11-021が違法覚悟で<<SIMON>>氏本人の歌声が入ったファイルを投下、これに感じ入って投票した方も。
21:45からは定例のFF・DQ勢ラシ。バッツ他FFキャラAAが搭乗しているのは……何と<<踊り子>>号AAだー!
ここで20票前後あった差を縮め、一時は5票近い僅差に。
FF・DQ勢としては巻き返しを図りたいところだったろうが……。

22:30投票終了前30分間に、こんこん連合からの怒涛のラッシュ。
大部が<<DJ SIMON>>票に流れ、追いすがる踊り子を脱線させる格好となった。

○ ポイント
DJ SIMON:ビーマニプレイヤーの支持により終始安定して得票を続けた。
 筆者は氏のことを余りよく知らなかったけれども、
 11-021の支援を聞くと確かにファンが多いのも頷ける出来だ。
 しかし、版権問題のせいか音楽支援の少なさは意外に感じた。
 支持者にとっては脳裡に曲が焼きついているほど氏が愛されているということの現れか。
踊り子:やっぱり変だった、踊り子。
 前々日のすっぴん戦の疲労は手痛く、自炊画像支援こそ無かったが、
 多種多用な支援や踊り子号などへの便乗で多くの浮動票を獲得。
 敗れたとは言え、他層を取り込み、すっぴん以上の得票をしたことは今後の参考になるだろう。

○ まとめ
余り前評価を得られなかった者同士の対決だったが、総有効投票数は180にものぼり、
十分人を引き付ける闘いであった。
FF・DQ勢は初めての敗北を喫したが、これを休養と捉え余力を蓄えて
9/20のティナ戦、9/27からの地獄の四連戦にもユニークな支援を見せてもらいたいところだ。
そして<<DJ SIMON>>、予選・本選ともに予想の評価は低かったが、強固な支持基盤に支えられ順当に
勝ち進んでいる。まさにCブロックのダークホース、今後の番狂わせに期待ができると言えよう。

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